
私の住んでいる都内の某区では、妊娠届けの提出時に1万円分のカタログギフトをもらえます。
ふと他の自治体はどうなんだろう?と疑問に思い、他の区でどのような助成がでているのか調べてみましたところ、区によって助成の内容が異なることがわかったので紹介します。
なお、以下の記事は2022年の5月時点で作成したもので、情報が古い可能性があります。最新の情報はお住まいの自治体に確認してください。
また、今回は誰もが受け取れる助成について調べましたが、これとは別に、経済的に余裕がない世帯や、病気・障害をお持ちの方に対する支援などもそれぞれの区で行われているようなのでぜひ調べてみてください。
一番多いのは商品券やカタログギフト
-一番多かったのが、1万円くらいのカタログギフトをプレゼントしている区です。
具体的には、新宿区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、中央区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区が該当します。
注意が必要なのが、ギフトをもらえる条件は区によって異なることです。妊娠届けを出したときにもらえるところもあれば、保健師さんなどとの面談をした後に受け取るところもあるようです。
面談は妊婦全員が受ける区もあれば、自分で申込みをしなければならないところもあります。姙娠後期になると出産の準備に追われて忙しくなるので、自分で申し込みをする必要がある場合は早めに動いておきたいところですね。
非常に助成が手厚い区もある
千代田区、中央区、港区、渋谷区は他の区と比べて手厚い助成が受けられることがわかりました。
例えば、港区は出産にかかる費用に対して最大31万円もの助成が出ます。これに国民健康保険から出る出産育児一時金の42万円と合わせると、73万円が補助されることになるので非常に大きな金額ですね! (もっとも港区には愛育病院や山王病院など高額な出産費用がかかる病院もあるので、助成金があっても持ち出しは多くなってしまいそうですが😅)
また、渋谷区は妊娠中に面談を受けることで豪華な子育てグッズがもらえ、さらに出産時に最大10万円の助成金が支給されます。
他にも、千代田区は誕生準備手当として4万5千円の助成が受けられ、中央区は区内共通の買い物券・食事券3万円(2022年5月時点では更に2万円追加で合計5万円!)分がもらえるようです。
地域限定のサービスチケットを配布しているところも
一部の区では、カタログギフトではなく地域限定で使える買い物券やサービス利用券を配布していました。
例えば世田谷区は 区内の業者が提供している訪問支援サービスや子供の一時預かりサービスなどに利用できるチケット1万円分をもらえます。
他の区で配布しているギフト券は申請から6ヶ月以内に使わないといけないこともありますが、このチケットは子供が2歳になるまで使えるそうで、この点はありがたいですね。ただ、産後すぐに引っ越しを考えている方は使い切るのが難しいかもしれません。
また、杉並区も同じようなチケットがもらえるようです。
まとめ
以上のように、区によって受け取れるサービスには違いがあることがわかりました。
ただ、自治体のHPを調べても、どんな助成を受けられるのか、どうやって申請するのかすぐにはわからないことが多かったです。
自分で調べるより、窓口に行ったり電話で問い合わせするなどした方が早いかもしれません。ここは各自治体にもう少し頑張ってほしいところですね😅。